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 +====〔2025年3月14日 掲載 1件〕==
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 +研究論文\\ <fs large>原子力プラントの廃止措置に伴い発生する鉛廃棄物の切断に供する低融点合金の供給方法の確立</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-250312.pdf\\ 五嶋智久,砂川武義,Glenn HARVEL
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 +> 原子力プラント(原子力・放射線施設)では遮蔽材としての鉛が広く利用されており,廃止措置に伴い放射性物質によって汚染した鉛および鉛含有物が廃棄物として出てくる.廃止措置で発生した廃棄物は,事業者が処分場を確保しなければならない.そこで,事業者はクリアランス制度により低レベル放射性廃棄物をクリアランスレベル以下に処理して廃棄物を減らしている.本研究は,汚染した鉛の廃棄物量を最少にすることを目的として,汚染部分のみを精密に切断する手法を確立することを目標とした.方法は,鉛と Bi と Sn を反応させることにより,鉛を低融点合金化して切断する.この鉛の低融点合金化においては,Bi-Sn 合金を作製し鉛に供給する方法を検討した.検討の結果,鉛切断部に Bi-Sn 合金を液状にして滴下する方法とペースト状にして注入する方法を実験で確認した.実験の結果,鉛切断部に Bi-Sn 合金をペースト状にして注入する方法の方が,目標とした部位を精密に切断するには優れていた.
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 +=====研究論文 =====
 +〔2024年11月26日 掲載 1件〕
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 +  * <fs large>放射性廃棄物処分場の施設設計におけるALARAとBATの在り方-英国の規制文書における位置づけ-</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-241122-01.pdf\\ 中林亮,杉山大輔,黒田知眞
 +<WRAP indent>
 +> 本稿では,英国の放射性廃棄物管理ならびに放射性廃棄物処分場に適用される ALARA と BAT の考え方を明らかにすべく,規制関連文書を調査した結果を報告する.調査の結果,ALARA の考え方は被ばく線量の低減を評価する指標として BAT の判定プロセスに内包されていることが明らかになった.また,施設の構成要素のオプション選定に BAT の考え方を適用する場合,環境中への排出量や被ばく線量を最小化するよりもむしろ,施設全体を俯瞰して体系的かつバランスのとれたオプションを目指すことが重要と考えていることが明らかになった.放射性廃棄物処分場の施設設計では,長期の不確実性が BAT の重要な指標となり得ることが示されている.
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2024年11月26日 掲載 3件〕
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 +  *「第40回バックエンド夏期セミナー」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-241122-02.pdf\\ 中林亮
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 +  *日本原子力学会2024年秋の大会バックエンド部会企画セッション 幌延国際共同プロジェクトの現状と今後の展開\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-241122-03.pdf\\ 宮嶋篤海
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 +  *「ナチュラルアナログ研究ワークショップ2024」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-241122-04.pdf\\ 中林亮,新橋美里,藤井直樹,竹田宜人,藤田和果奈
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 +=====総説 =====
 +〔2024年10月25日 掲載 1件〕
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 +  * <fs large>地球表層環境のヨウ素129研究の現状と考察:地質環境長期安定性評価 に向けて</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-241021.pdf\\ 三ツ口丈裕,岡部宣章,國分(齋藤)陽子,松崎浩之
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 +> 高レベル放射性廃棄物の地層処分においては,その処分システムが持つべき隔離機能が数万年間は自然現象で損なわれる恐れのないサイト選定をすることが前提であるとともに,サイト固有の地質環境やその長期的変化を見込んだ上で合理的な処分システムを構築する必要がある.近年,日本国の地質環境の長期安定性を評価する目的で,本邦の地下流体(深部地下水,温泉水,油田や天然ガス田に付随する鹹水など)の元素・同位体組成の研究が進められており,ヨウ素およびその放射性同位体であるヨウ素 129(129I:半減期 1,570 万年)もその研究対象に含まれている.本総説では,地球表層の様々な天然物質のヨウ素含有量およびヨウ素 129/127 同位体比(129I/127I 比)に関する知見,試料の前処理・測定法,日本国内の地下流体の129I/127I 比データについて概説し,さらに,そのデータの解釈・問題点および不確実性,そして地質環境長期安定性評価に向けた示唆について述べる.
 +</WRAP>
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2024年9月26日 掲載 1件〕
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 +  *「16th International Congress of International Radiation Protection Association」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-240920.pdf\\ 黒田知眞
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2024年5月13日 掲載 2件〕
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 +  *「2023年度バックエンド週末基礎講座」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-240425-1.pdf\\ 小鯖匠
 +  *「ICRP 国際シンポジウムサテライトイベント」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-240425-2.pdf\\ 河内山真美
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2023年11月21日 掲載 2件〕
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 +  *「第39回バックエンド夏期セミナー」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-240425-1.pdf\\ 高橋友恵
 +  *日本原子力学会2023 年秋の大会バックエンド部会企画セッション 廃棄物管理のバリデーション・性能担保の考え方\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-231120-2.pdf\\ 田中真悟
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 ===== 研究論文 ===== ===== 研究論文 =====
-20221101日 掲載〕 +20231023日 掲載 2件
-  * https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-01.pdf +
-  * https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-02.pdf+
  
 +  *<fs large>多層構造の人工バリア概念設計のための核種移行遅延機能の簡易評価\\ ‐各層からの定常放出フラックスの一括導出‐
 +</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-231018-01.pdf\\ 大江俊昭、稲井隆将、矢込吉則、若杉圭一郎
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 +> 設計プロセスに核種移行解析の結果をフィードバックしやすくすることを目的に,多層構造の人工バリアが持つ核種移行遅延機能を簡易に評価するために,各層からの定常放出フラックスを導出する手順を整備した.本手順は,人工バリアを構成する個々の領域に対して両端のフラックスを未知数として形式的に与えて定常解を導出し,連立一次方程式を解いて各領域界面における未定フラックスを直接かつ同時に決定するものであり,入口が定フラックスで,出口が自然境界,ゼロ濃度,ミキシングセルの 3 条件に対する定式化を行ない,仮想的な多層人工バリアに対する評価を行った.また,本法は層の追加が容易であり,劣化層などを層間に挿入することで,バリアの一部が状態を変化させた場合にも,迅速かつ確実に解が得られることを示した.
 +</WRAP>
  
-  *<fs large>地下水溶存物質着目した深部流体起源と影響領域の評価手法の検討</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-01.pdf\\ 富岡祐一 近藤浩文 楠原文武 長谷琢磨 太田朋子+  *<fs large>15年間吹付コンクリートした軽石凝灰岩アルカリ影響</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-231018-02.pdf\\ 新橋美里、横山信吾、渡邊保貴、吉絵麻、湊大輔
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-高レベル放射性廃棄物処分地選定においては,地下深部からの流入が想定される深部流体の調査・評価が必要ある.深部流体のうち,スラブ起源水高温高塩濃度,高 CO2 濃度,低 pH という特徴を持つもがあり,処分環境へ流入した場合に悪影響を及ぼすことが懸念されている.そのためスラブ起源水流入判別する方法構築が必要である.深部流体の定義は非天水起源の地下水の総称としたものやいわゆスラブ起源水深部流体としもあり文献により異な.また国内さまざま地域で研究事例,溶存物質環境の検討を併せて起源水の推定なされているが,それぞれの共通し特徴を整理した事例に乏しいそこで本研究では,既往文献調査に基づく,深部流体形成機構のまとめと起源水の定義を行うとともに,30 上におよぶ採水調査を実施,既往文献結果と併せ溶存物質の特徴を再整理して深部流体の起源を判別する方法の検討を行った.結果,Cl 濃度,He 同位体比,水の安定同位体比ならびに溶存イオン,溶存ガス用いて定性ではあるが起源水の定が可能ること,溶存物質は深部流体影響領域を評価きる可能性があるた.+> 放射性廃棄物処分施設では,セメント系材料由来アルカリ環境でベントナイトが変質ことが懸念されている.本研究ではアルカリ環境における二次生成物沈殿反応理解するためインダストリアルアナログ研究とし吹付コンクリートと軽石凝灰岩に関す約 15 年間相互作用調べ.そ結果吹付コンクリートと接す数 mm もしくは数 cm の範囲の岩盤では火山ガラス等非晶質初期物質溶解に伴い,Ca/Si 比が 0.7 程度,もしくはそれより Ca や Al に若干富む非晶な C-(A-)S-H 生成していることわかった.岩石間隙水のアルカリ影響領域は少なくとも界面から 9 cm 及ぶものの間隙率や透水性は界面ら数 mm 深では変化していなかった.ようなアルカリ影響領域は地下溶存イオンの移流・拡散含む複合な要因によって決まっていことが推察された.本研究や既往の知見より,ベントナイト系材料のアルカリ変質反応は C-(A-)S-H からトバモライト等への変遷を想定することが必要なものの本調査地ような低温条件であれば,その変遷は少なくとも十数年以降に生じると示唆された.
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 +===== 会議参加記 ==
 +〔2023年5月15日 掲載〕
 +  *「2022 年度バックエンド週末基礎講座」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-230512.pdf\\ 花房拓豊
  
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 +===== 研究論文 =====
 +〔2023年1月30日 掲載〕
 +  *<fs large>波長スキャンキャビティリングダウン分光法を用いた水素酸素同位体比分析への適用を目的とした微量サンプルからの塩分・微粒子除去法の検討</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-230125.pdf\\ 中田弘太郎 長谷川琢磨
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 +> 今後の処分事業に伴う調査においては,サンプル量が少なく,イオン濃度が高く,微粒子や有機物を多く含む地下水あるいは間隙水のサンプルの特性を分析していく必要が生じる可能性が高い.水素酸素同位体比は地下水の移行挙動を理解する上で重要な情報であり,現在波長スキャンキャビティリングダウン分光法(CRDS 法)で分析されることが多い.CRDS 法における水素酸素同位体比の分析では塩分や微粒子・有機物により正確な定量が阻害される可能性がある.そこで本研究では,CRDS 法の前処理として塩分や微粒子等を除去する手法について検討した.微量のサンプルを蒸留するための試験系を構築し,蒸留後のサンプルを回収するための最適な条件を設定した.蒸留前後のサンプルにおける同位体比分析の結果から,蒸留法はサンプルの塩分,粘土鉱物や岩石片由来の微粒子を除去して同位体比を分析するのに適しているのが確認できた.一方,有機物を多量に含む泥水サンプルを蒸留すると,水素同位体比がずれることがわかった.さらに,サンプル溶液から室温で水蒸気を発生させ,水蒸気を分析する手法(水蒸気直接測定法)についても検討した.水蒸気直接測定法も,塩分濃度が高い・粘土微粒子を多く含むサンプルでは同位体比を正確に定量可能であることが確認された.有機物を多量に含む泥水サンプルについては,泥水の混入割合が25 %までは水蒸気直接測定法によりサンプルの水素酸素同位体比を分析できることがわかった.
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 +===== 研究論文 =====
 +〔2022年11月01日 掲載〕
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 +  *<fs large>地下水溶存物質に着目した深部流体の起源と影響領域の評価手法の検討</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-01.pdf\\ 富岡祐一 近藤浩文 楠原文武 長谷川琢磨 太田朋子
 +<WRAP indent>
 +> 高レベル放射性廃棄物の処分地選定においては,地下深部からの流入が想定される深部流体の調査・評価が必要である.深部流体のうち,スラブ起源水は高温,高塩濃度,高 CO<sub>2</sub> 濃度,低 pH という特徴を持つものがあり,処分環境へ流入した場合に悪影響を及ぼすことが懸念されている.そのため,スラブ起源水の流入を判別する方法の構築が必要である.深部流体の定義は非天水起源の地下水の総称としたものや,いわゆるスラブ起源水のみを深部流体としたものもあり,文献により異なる.また,国内のさまざまな地域での研究事例があり,溶存物質や地質環境の検討を併せて起源水の推定がなされているが,それぞれの共通した特徴を整理した事例に乏しい.そこで本研究では,既往文献調査に基づく,深部流体の形成機構のまとめと起源水の定義を行うとともに,30 か所以上におよぶ採水調査を実施し,既往文献結果と併せて溶存物質の特徴を再整理して深部流体の起源を判別する方法の検討を行った.その結果,Cl 濃度,He 同位体比,水の安定同位体比ならびに溶存イオン,溶存ガスを用いて定性的ではあるが起源水の推定が可能であること,溶存物質は深部流体の影響領域を評価できる可能性があることを示した.
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 +〔2022年11月01日 掲載〕
   *<fs large>膨潤圧試験中のベントナイトの膨潤圧変化に与える吸水圧縮挙動の影響</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-02.pdf\\ 高山裕介 佐藤大介 菊池広人   *<fs large>膨潤圧試験中のベントナイトの膨潤圧変化に与える吸水圧縮挙動の影響</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-02.pdf\\ 高山裕介 佐藤大介 菊池広人
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 ===== 特集①:日本原子力学会 2021秋の年会 バックエンド企画セッション == ===== 特集①:日本原子力学会 2021秋の年会 バックエンド企画セッション ==
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