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journal:volxx [2021/10/25 11:42]
ss12955jp 資料1件掲載
journal:volxx [2022/11/01 12:11]
ss12955jp
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-===== 資料 ===== + 
-20211025日 掲載〕 +===== 研究論文 ===== 
-  * <fs large>瑞浪超深層研究所におけるリスク・コミュニケーション向け取り組み</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-211025.pdf \\ 大澤英昭 松井秀樹+20221101日 掲載〕 
 +  * https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-01.pdf 
 +  * https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-02.pdf 
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 +  *<fs large>下水溶存物質着目し深部流体の起源と影響領域の評価手法の検討</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-01.pdf\\ 富岡祐一 近藤浩文 楠原文武 長谷川琢磨 太田朋子
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-日本原子力研究開発機構・東濃地科学センターでは,国民皆様の地層処分技術関する研究開発よび層処分理解を深めことを目的に,瑞浪超地層研究所地下研究施設および地上施設の見学を実施してきた.本稿では,今後地層処分のリスク・コミュニケーション活かすことを目指し,こらの施設の見学後に実施しているアンケート調査2010~2019 年度(2016 年度除く)結果を分析した結果層処分を少知っていた人は,瑞浪超深地層研究所見学により地層処分適切さポジティブに評価した可能性がるなど本施設の見学が地層処分の理解とって貴重体験になっていることを示唆している.また,地層処分安全性についてネガティブに評価する人は原子力に関心高いことが示唆される一方で地層処分安全性てポジティブに評価する人国民の理解にも関心が高いことを示唆して.ま,地層処分安全性に関しポジティブネガティブに評価する人はともに将来の長期の安全性いて技術課題感じ傾向がある.+高レベル放射性廃棄物の処分地選定においては,下深部から流入が想定される深部流体調査・評価が必要ある.深部流体のうち,スラブ起源水高温高塩濃度,高 CO2 濃度,低 pH という特徴を持つもがあり,処分環境へ流入した場合悪影響を及ぼすことが懸念されている.そため,スラブ起源水の流入判別する方法構築が必要である深部流体定義非天水起源の下水の総称とものいわゆるスラブ起源水深部流体としたものも文献より異なる.また,国内のさまざまな域で研究事例があり,溶存物質や地質環境の検討を併せて起源水の推定がされていそれぞれ共通した特徴を整理した事例乏し.そこで本研究で,既往文献調査基づく,深部流体の形成機構のまとめと起源水の定義を行うととに,30 か所以上におよぶ採水調査を実施し,既往文献結果併せて溶存物質の特徴再整理して深部流体の起源を判別す方法の検討を行っ.そ結果Cl 濃度He 同位体比,水の安定同位体比ならび溶存イオン,溶存ガスを用いて定性ではあるが起源水の推定が可能であるこ,溶存物質は深部流体の影響領域を評価でき可能性があることを示した
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 +  *<fs large>膨潤圧試験中のベントナイトの膨潤圧変化に与える吸水圧縮挙動の影響</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-02.pdf\\ 高山裕介 佐藤大介 菊池広人
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 +> 放射性廃棄物の地層処分施設の緩衝材への利用が検討されているベントナイトの膨潤特性を把握するために実施される膨潤圧試験では,給水開始後の時間経過とともに膨潤圧が単調に増加する場合や,一度増加した後に低下する場合など様々な膨潤圧変化のパターンが報告されている.本研究では,複数の異なる初期含水比の供試体を用いて膨潤圧試験を実施し,試験中の X 線 CT 測定により,膨潤圧が単調に増加する場合および一時的に低下する場合における供試体内部の湿潤密度分布の時間変化のデータを得た.その結果,吸水圧縮挙動の発生の有無やその大小が膨潤圧の経時変化のパターンに影響を与えることを明らかにした.具体的には,膨潤圧試験において供試体内部での吸水圧縮による変形量が大きいほど試験途中における膨潤圧の一時的な低下量が大きく,吸水圧縮による変形が生じない場合は単調に増加するものと推測された.
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 +===== 会議参加記 ==
 +〔2022年11月01日 掲載〕
 +  *「第 38 回バックエンド夏期セミナー」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-03.pdf\\ 中林亮
 +  *「IGD-TP symposium: The role of optimisation in radioactive waste geological disposal programmes」参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-221101-04.pdf\\ 中林亮
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 +===== 研究論文 =====
 +〔2022年9月13日 掲載〕
 +  * <fs large>モンモリロナイトの膨潤挙動に及ぼす層間対イオンの影響:
 +分子動力学シミュレーションによる支配因子の評価</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-220907.pdf \\ 四辻健治・舘幸男・佐久間博・河村雄行
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 +> 放射性廃棄物の処分システムにおいて,粘土鉱物を主体とするベントナイトの物理的・化学的挙動を予測するうえで,モンモリロナイトの膨潤現象を理解することは重要である.本論文では,モンモリロナイト層間の結晶膨潤挙動を支配する層間対イオンの特性因子について,分子動力学(molecular dynamics, MD)シミュレーションによって調査した.5 種類の単一イオン型モンモリロナイト(Na 型,K 型,Cs 型,Ca 型,Sr 型)の膨潤現象に関する分析試験の結果にMD 計算で得られた情報を統合することにより,モンモリロナイト層間への水分子吸着量は,層間対イオンの水和数に強く依存していることが確認された.また,層間における対イオンの水和数は,対イオンの水和自由エネルギー,体積および対イオンの分布状態により決まることが示された.さらに,層間対イオンの特性パラメータを仮想的に変動させたMD計算の結果から,層間対イオンの水和自由エネルギーと電荷とが影響因子として競合することにより,対イオンの分布状態が制御されることが明らかになった.これらの結果から得られた影響因子を含む経験式によって,層間対イオンの異なるモンモリロナイト層間の膨潤挙動を定量的に予測することが可能となる.
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 /* 古いモノ ----------------------------------- */ /* 古いモノ ----------------------------------- */
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 +===== 特集①:日本原子力学会 2021秋の年会 バックエンド企画セッション ==
 +==== 会議参加記 ==
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 +〔2022年3月22日 掲載〕
 +  * 日本原子力学会2021 年秋の大会バックエンド部会企画セッション\\ 『地層処分に関する安全コミュニケーション』会議参加記\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-220322-1-1.pdf \\ 大塚拓
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 +==== 講演再録 ==
 +  * なぜ 地層処分なのか? -セーフティケースの役割\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-220322-1-2.pdf \\ 草野由貴子
 +  * セーフティケースへの情報統合-NUMO 包括的技術報告書を例として\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-220322-1-3.pdf \\ 藤山 哲雄
 +  * 安全コミュニケーションに関するパネル討論\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-220322-1-4.pdf \\ バックエンド部会運営小委員会
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 +===== 特集②:2021年度バックエンド週末基礎講座 ==
 +==== 会議参加記 ==
 +〔2022年3月22日 掲載〕
 +  * 『2021年度バックエンド週末基礎講座』参加報告\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-220322-2.pdf \\ 茅根麻里奈
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2021年11月11日 掲載〕
 +  * <fs large>「2021 年度バックエンド夏期セミナー」参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-211110.pdf \\ 頓名龍太郎 
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 +===== 資料 =====
 +〔2021年10月25日 掲載〕
 +  * <fs large>瑞浪超深地層研究所におけるリスク・コミュニケーションに向けた取り組み</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-211025.pdf \\ 大澤英昭 松井秀樹
 +<WRAP indent>
 +> 日本原子力研究開発機構・東濃地科学センターでは,国民の皆様の地層処分技術に関する研究開発および地層処分の理解を深めることを目的に,瑞浪超深地層研究所の地下研究施設および地上施設の見学を実施してきた.本稿では,今後の地層処分のリスク・コミュニケーションに活かすことを目指し,これらの施設の見学後に実施しているアンケート調査の2010~2019 年度(2016 年度を除く)の結果を分析した.その結果は,地層処分を少しでも知っていた人は,瑞浪超深地層研究所の見学により,地層処分の適切さをポジティブに評価した可能性があるなど,本施設の見学が地層処分の理解にとって貴重な体験になっていることを示唆している.また,地層処分の安全性についてネガティブに評価する人は原子力や立地選定に関心が高いことが示唆される一方で,地層処分の安全性についてポジティブに評価する人は国民の理解にも関心が高いことを示唆している.また,地層処分の安全性に関しポジティブ,ネガティブに評価する人はともに,将来の長期の安全性について技術的課題と感じる傾向がある.
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 ===== 会議参加記 ===== ===== 会議参加記 =====
Permalink journal/volxx.txt · 最終更新: 2024/05/13 15:28 by ss12955jp

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