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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2020年2月13日 掲載〕
 +  * <fs large>「2019 年度バックエンド週末基礎講座」参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-200206.pdf \\ 大平早希 
  
  
 ===== 研究論文 ===== ===== 研究論文 =====
-2017年3月4日 掲載〕 +2020年3月27日 掲載〕 
-  * <fs large>3次元輸送計算コドMCNPいた森林除染による空間線量率低減効果検討</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170204.pdf]]\\ 邉見光,山口徹治,武聖司,木英雄+  * <fs large>硝酸イオン化学的変遷挙動評価モデルの施肥由来硝酸性窒素汚染事例への適用</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-200323.pdf \\ 阿部徹・平野史生・三原守弘・本田明  
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 +> 硝酸イオン化学的変遷挙動評価モデル(NEON)は,地層処分施設およびその周辺における硝酸イオンの化学的変遷挙動を把握するために開発された評価ツルである.硝酸イオンはTRU廃棄物に易溶性の塩として含まれており,放射性物質の移行挙動に影響及ぼす可能性がある.したがって,地層処分の安全性を評価するための基礎情報として硝酸イオンの化学形態の変化を評価する必要がある.NEONでは硝酸イオンと,金属,鉱物および微生物との反応がモデル化されており,このうち微生物との反応は微生物の活動による窒素循環等の過程を取り入れて構築してる.各反応モデルは室内実験の結果と比較され,おおむね再現できることが確認されている.そこで,TRU廃棄物の地層処分を想定しスケールにおけるNEONの適用性を評価することを目的として,地下水の硝酸性窒素汚の天然事例ついて再現解析を実施し,モデルの適用性を評価した.再現解析には広島県生口島の事例を取り上げた.NEONを用いて計算された硝酸イオンおびその化学変遷物であアンモニウムイオン濃度分布は,数百メートル規模でおおむね再現しており,NEONの広域的条件における適用性が示された. 
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 +===== 研究論文 ===== 
 +〔2019年11月12日 掲載〕 
 +  * <fs large>原子力プラント機器の分解順序 準 最適化方式開発</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-191112.pdf \\ 榎本敦子・関 洋・吉卓弥・田畑潤也・今光孝・長瀬博 
  
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->  福島第一原子力発電所事故起源放射セシウムにより汚染された森林除染関して居住区域における空間線量率が効果的に低減する線源条件や除染の範囲を解析し検討線源を134Cs および137Cs を含む堆積有物層(A0層)と表層土(A1 層)とし,モンテカルロ法による3次元輸送計算コードMCNP を用いて空間線量率を算出した.森林斜面の数,汚染の状態,森林土壌中放射性セシウムの量,森林土壌の傾斜角,除染範囲,林縁から評価点までの距離,評価点の高さパラメータとした.その結果汚染の分布状態が均一場合,林縁から20 m まのA0 層の除染が,空間線量率の低減に効果的であことがわかった一方,林縁から20 m 以遠汚染が20 m 以内よりも高いような,汚染分布状態が不均一の場,A1 層に比べA0 層に含まれる放射性セシウムの量が多条件においてのみ,林縁から40 m までのA0 層の除染により,空間線量率が顕著低減+> 原子力プラント廃止措置で機器や配管の解体作業計画の効率化と安全性の向上を目的に,作業被曝線量を最小化する機器分解順序導出する.分順序の最適化はNP完全問題とて知られている本論文では,器の3次元形状モデルから状態の遷移グラフ自動的に生成する.その際に作業被曝線量が高い遷移状態を取り除いて遷移グラフ規模を縮小する.縮小した遷移グラフ上作業被曝線量を最小化する分解順序を探索する.部品表面露出度合いから表面線量率を推算し,分解動作掛かる作業時間で積分て累積被曝線量を求める
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 +〔2019年05月28日 掲載〕
 +  * <fs large>WM SYMPOSIA 2019(WM2019)参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-190527.pdf  \\ 山田淳夫 
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 +〔2018年5月14日 掲載〕
 +  * <fs large>MRS2017 - Scientific Basis for Nuclear Waste Management Symposium 2017\\ (放射性廃棄物管理の科学的基礎に関するシンポジウム2017)参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-180402.pdf \\ 中林亮
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 +===== 総説 =====
 +〔2017年4月13日 掲載〕
 +  * <fs large>汚染水処理二次廃棄物保管容器の健全性に関する調査</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170215.pdf]]\\ 飯田芳久,中土井康真,山口徹治
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 +> 東京電力株式会社福島第一原子力発電所において発生する汚染水処理二次廃棄物の長期的な保管のための技術的知見を蓄積することを目的として,東京電力株式会社から発表されている情報を汚染水処理二次廃棄物管理の観点でとりまとめた.そして,長期保管に際する保管容器の健全性に対する留意事項として,塩化物イオン共存および放射線下でのステンレス鋼製容器の腐食,酸性条件および活性炭共存下でのステンレス鋼製容器の腐食,およびスラリーを収納した高性能容器(HIC)の放射線劣化を抽出した.
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 +===== 研究論文 =====
 +〔2017年4月13日 掲載〕
 +  * <fs large>TRU廃棄物地層処分施設の化学的変遷を考慮した長期力学挙動解析コードの開発</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170216.pdf]]\\ 三原守弘,平野史生,高山裕介,京川裕之,大野進太郎
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 +> TRU廃棄物地層処分施設の長期力学挙動を評価するための解析コード MACBECE を開発した.解析コードには,セメント系材料からのカルシウムの溶出やベントナイト系材料のカルシウム型化およびスメクタイトの溶解などの化学的変遷に伴う力学特性変化および処分施設と周辺岩盤との力学的な相互作用を考慮した.開発した解析コードを用いてクリープ変形が生じやすいと考えられる軟岩サイトを想定し,TRU廃棄物地層処分施設の建設段階から,処分施設閉鎖後10万年までの力学挙動解析を行った.緩衝材の力学挙動モデルとして,ECモデルを用いることで応力が降伏曲面の特異点付近に陥ることを解消し,数値解析上,安定な解を得ることができた.さらに,周辺岩盤と処分施設の力学的相互作用を同時に解析することにより,周辺岩盤と処分施設の力学挙動を別々に解析した第2次TRUレポートの結果と比較して処分坑道の内径変位量が半分程度となることが示された.
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 +〔2017年4月3日 掲載〕
 +  * <fs large>地層処分人工バリアの設定値に関する考察 (1)ガラス固化体の溶解寿命</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170303.pdf]]\\ 大江俊昭,若杉圭一郎
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 +> 地層処分におけるガラス固化体の溶解寿命を再評価した.我が国での地層処分の技術的可能性を論じた報告では,時間と共に処分温度が低下することや表面積が減少することなどを無視しているため,ガラス固化体の溶解寿命は約7 万年と過小評価されている.しかし,これらの変化は物理的に確実に起こるものであるので,これらを無視せずに再評価を試みた.表面積の変化を考慮するために亀裂を有するガラス固化体を3つのモデル,すなわち,単一平板,単一粒径の小球群,べき乗粒径分布を持つ小球群,で表現した.すべてのモデルの全体積は円柱状のガラス固化体と同じで,製造時の割れを考慮して全表面積は円柱状のそれの10倍とした.寿命評価の結果,初期量の50%が溶解するまでの時間は,3つのモデルとも7万年を超え,溶解寿命は17~70万年となった.これから,従来の評価ではガラス固化体が核種を保持する能力が過小評価されていることが判った.
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 +〔2017年3月4日 掲載〕
 +  * <fs large>3次元輸送計算コードMCNPを用いた森林除染による空間線量率の低減効果の検討</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170204.pdf]]\\ 邉見光,山口徹治,武田聖司,木村英雄
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 +> 福島第一原子力発電所の事故起源の放射性セシウムにより汚染された森林の除染に関して,居住区域における空間線量率が効果的に低減する線源の条件や除染の範囲を解析し,検討した.線源を134Cs および137Cs を含む堆積有機物層(A0層)と表層土(A1 層)とし,モンテカルロ法による3次元輸送計算コードMCNP を用いて空間線量率を算出した.森林斜面の数,汚染の分布状態,森林土壌中の放射性セシウムの量,森林土壌の傾斜角,除染範囲,林縁から評価点までの距離,評価点の高さをパラメータとした.その結果,汚染の分布状態が均一の場合,林縁から20 m までのA0 層の除染が,空間線量率の低減に効果的であることがわかった.一方,林縁から20 m 以遠の汚染が20 m 以内よりも高いような,汚染の分布状態が不均一の場合,A1 層に比べA0 層に含まれる放射性セシウムの量が多い条件においてのみ,林縁から40 m までのA0 層の除染により,空間線量率が顕著に低減した.
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 〔2016年8月22日 掲載〕 〔2016年8月22日 掲載〕
   * <fs large>深部結晶質岩マトリクス部における微小移行経路と元素拡散現象の特徴</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160709.pdf]]\\ 石橋正祐紀,笹尾英嗣,濱克宏   * <fs large>深部結晶質岩マトリクス部における微小移行経路と元素拡散現象の特徴</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160709.pdf]]\\ 石橋正祐紀,笹尾英嗣,濱克宏
Permalink journal/volxx.txt · 最終更新: 2024/05/13 15:28 by ss12955jp

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