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journal:volxx [2016/04/28 09:45]
ss12955jp 〔先行公開〕研究論文1件を追加
journal:volxx [2019/05/28 14:03]
ss12955jp
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 ====== 先行公開版(巻、号は未確定) ====== ====== 先行公開版(巻、号は未確定) ======
-  - このセクションでは、今後発行される部会誌に収録予定の研究論文、技術報告などを先行公開しています。\\ (巻、号は未確定) +このセクションでは、今後発行される部会誌に収録予定の研究論文、技術報告などを先行公開しています。\\ (巻、号は未確定)
-  - 掲載記事の著作権は日本原子力学会に帰属します。 +
-  - 転載する際は、{{:journal:JNUCE転載許可申請書様式.doc|バックエンド部会誌・転載許可申請書}}を提出してください。+
  
 +/* 転載許諾に関するおことわり */
 +{{section>:journal:copyright#coptlight&noheader&nofooter&doindent&noeditbutton}}
  
 +
 +===== 会議参加記 =====
 +〔2019年05月28日 掲載〕
 +  * <fs large>WM SYMPOSIA 2019(WM2019)参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-190527.pdf  \\ 山田淳夫 
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 +/* 古いモノ ----------------------------------- */
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 +/* 
 +〔2018年5月14日 掲載〕
 +  * <fs large>MRS2017 - Scientific Basis for Nuclear Waste Management Symposium 2017\\ (放射性廃棄物管理の科学的基礎に関するシンポジウム2017)参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-180402.pdf \\ 中林亮
 +*/
 +
 +/* ===========================================================================
 +===== 総説 =====
 +〔2017年4月13日 掲載〕
 +  * <fs large>汚染水処理二次廃棄物保管容器の健全性に関する調査</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170215.pdf]]\\ 飯田芳久,中土井康真,山口徹治
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 +> 東京電力株式会社福島第一原子力発電所において発生する汚染水処理二次廃棄物の長期的な保管のための技術的知見を蓄積することを目的として,東京電力株式会社から発表されている情報を汚染水処理二次廃棄物管理の観点でとりまとめた.そして,長期保管に際する保管容器の健全性に対する留意事項として,塩化物イオン共存および放射線下でのステンレス鋼製容器の腐食,酸性条件および活性炭共存下でのステンレス鋼製容器の腐食,およびスラリーを収納した高性能容器(HIC)の放射線劣化を抽出した.
 +</WRAP>
 +
 +\\
 ===== 研究論文 ===== ===== 研究論文 =====
-2016年4月28日 掲載〕 +2017年4月13日 掲載〕 
-  * <fs large>超深地層研究所計画における地域社会と共生に向けから学んだ教訓 -手続き的公正さと分配的公正さ視点から- +  * <fs large>TRU廃棄物地層処分施設化学的変遷を考慮し長期力学挙解析コード開発</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170216.pdf]]\\ 三原守弘,平野史生,高山裕介,京川裕之,野進太郎
-</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160401.pdf]]\\ 西尾和久、澤英昭+
  
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-> 日本原子力研究開発機構では,これまで20年にわたり,高レベル放射性廃棄物地層処分技術基盤研究開発を行深地層の研究施設の1つとて超深地層研究所計画を進めてきた.本計画を1995年に公表した当時,地域社会において本計画高レベル放射性廃棄物地層処分施設の設置につながるのはないかと不信感や懸念が生じたため,原子機構は,地域社会との共生に向けた活動を行った.本稿は,原子機構本計画おいて実施した地域社会の共生に向けた活動を,NIMBY 的施設の立地選プロセスの社会心理学的評価フレームして取り上げられている手続的公平さと分配的公平さ2 つの視点で規範的にした.その結果は手続き的公正さいう観点では代表的な市民参加地域パートナーシップ早期の構築が重要であるこ,そして場において配的公正さどを熟慮すために,情報提供や財政的な支援で支えていくことが重要であることを唆し+TRU廃棄物地層処分施設長期力学挙動を評価するための解析コード MACBECE を開発した.解析コードには,セメント系材料からのカルシウムの溶出やベントナイト系材料のカルシウム型化およびスメクタイトの溶解などの化学的変遷に伴力学特性変化および処分施設と周辺岩盤と力学的な相互作用を考慮した.開発した解析コードを用いてクリープ変形生じやすいと考えられる軟岩サイトを想定し,TRU廃棄物地層処分施設の段階から,処分施設閉鎖後10万年までの力学挙解析を行った.緩衝材の力学挙動モデルとして,ECモデルを用いること力が降伏曲面の特異点付近陥ることを解消し数値解析上,安定な解を得るこがでた.らに,周辺岩盤施設力学相互作用を同時することにより周辺岩盤処分施設力学挙動別々に解析し第2次TRUレポートの結果比較して処分坑道内径変位量が半程度となることが示され.
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-2016222日 掲載〕 +201743日 掲載〕 
-  * <fs large>Sorption behavior of thorium onto montmorillonite and illite</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160121.pdf]]\\ Yoshihisa IIDA,  Logan BARR, Tetsuji YAMAGUCHI, Ko HEMMI+  * <fs large>地層処分人工バリアの設定値に関する考察 (1)ガラス固化体の溶解寿命</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170303.pdf]]\\ 大江俊昭,若杉圭一郎
  
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-> 高レベル放射性廃棄物処分の安全評価において,Th-229は重要核種の一つであ.モンモリロナイトおよびイイト対象としたThバッチ収着試験を,pHおよび炭酸濃をパラメータとして実施した.モンモリロナイト対す分配係数はイライト比べ高い値示した.分配係数は炭酸濃度上昇伴い減少しpH 10付近で極した. +地層処分におス固化体の溶解寿命再評価した.我が国で地層処分の技術的可能性論じた報告では時間と共に処分温が低下するこや表面積が減少することなどを無視しているめ,ガラス固化体の溶解寿命は約7 万年と過小評価されているしかし,これらの変化は物理的確実に起こものであるので,これらを無視せず再評価試みた.表面積変化を考慮するため亀裂を有するガラス固化体を3つのモデルすなわち,単一平板,単一粒径の球群,べき乗粒径分布持つ小球群,で表現した.すべてモデルの全体積は円柱状のガラス固化体と同じで製造時の割れを考慮して全表面積は円柱状のそれの10倍とした.寿命評価の結果,初期量の50%が溶解するまでの時間は,3つのモデルとも7万年超え溶解寿命17~70万年となった.これから,従来評価ではガラス固化体が核を保持す能力が過小評価されていることが判った.
-> Th収着挙動を静電項を考慮しない表面錯体モデル(NEM)により解析した.モデル計算は実験結果よく説明し分配係数の減少、Th水酸炭酸錯形成による溶存の安定化によものであることが示唆された.+
 </WRAP> </WRAP>
  
-\\ +2017年3月4日 掲載〕 
-===== 技術報告 ===== +  * <fs large>3次元輸送計算コードMCNPを用いた森林除染空間線量率の減効果検討</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170204.pdf]]\\ 邉見光,口徹治,武田聖,木村英雄
-2016年3月16日 掲載〕 +
-  * <fs large>幌延URLおける低アルカリ性セメント系材料適用性確認</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160223.pdf]]\\ 雅、丹生屋純夫、南出賢+
  
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-> 高レベル放射性廃棄物地層処分施設おいて,坑道の空洞安定性確保や周辺岩盤のゆるみ領の抑制,掘削伴う湧水量の抑制のため,セメント系材料を用いた吹付コンクリートやグラウトが検討されてい.これらの材料の影響で坑道周辺の地下水のpH 高アルカリ化することより,緩衝材を構成するベントナイト周辺岩盤変質させ人工バリアおよび天然バリアとしての性能影響与えることが懸念されいるような影響を低減するために国立研究開発法人日本原子力研究開発機構では普通ポルトランドセメントにポゾラン材料を混合した低アルカリ性セメント(以下HFSC)を開発し化学的特性機械的特性,施工性などについて検討を実施してきた.本報告HFSC 吹付けコンクリして,幌延深地層研究センター地下施設の深度350m 調査坑道の施工に適用し,施工性について確認した.その結果,HFSC 現地プラントを用いて製造可能あること,地下施設設計基準強度を上回る強度発現可能であること,び地下施設通常施工使用さているセメント系材料と同等施工性を有すること確認されHFSC 地下坑道へ適用性確認された.+福島第一原子力発電所の事故起源の放射性セシウムにより汚染された森林除染関して,居住区域にける空間線量率効果的低減する線源の条件除染範囲解析し検討した.線源を134Cs および137Cs を含む堆積有機物層(A0層)と表層土(A1 層)とし,モンテカルロ法よる3次元輸送計算コードMCNP 用い空間線量率を算出した森林斜面汚染の分布状態森林土壌中の放射性セシウムの量森林土壌の傾斜角除染範囲林縁から評価点まの距離評価点の高さパラメとした.その結果,汚染の分布状態均一場合,林縁から20 m までのA0 層の除染,空間線量率の低減に効果的であることがわかった.一方林縁から20 m 以遠の汚染が20 m 以内りも高いような,汚染分布状態が不均一場合,A1 層比べA0 層に含まれる放射性シウム多い条件においてのみ林縁から40 m までA0 層除染により,空間線量率顕著に低減した.
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 +〔2016年8月22日 掲載〕
 +  * <fs large>深部結晶質岩マトリクス部における微小移行経路と元素拡散現象の特徴</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160709.pdf]]\\ 石橋正祐紀,笹尾英嗣,濱克宏
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 +> 花崗岩などの結晶質岩では,割れ目周辺のマトリクス部への物質の拡散(マトリクス拡散)が,物質の希釈や遅延に効果があることが知られている.そのため,高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全評価において,マトリクス拡散現象は重要である.これまでに,岩石のマトリクス部が熱水等による変質を被っていた場合,マトリクス部の空隙率が高くなり,マトリクス拡散による遅延効果が高くなることが指摘されているものの,変質の少ないマトリクス中での“マトリクス拡散”に着目した研究は少ない.我が国に分布する花崗岩体の多くは,肉眼観察では変質を認めることができないマトリクス部でも,花崗岩マグマが冷却し固結した際に生じる熱水による初生的な変質を被っている場合があり,この影響を検討することは重要であると考えられる.そこで,瑞浪超深地層研究所の地下300m および500m で採取した肉眼観察で変質を認めることのできない花崗岩のマトリクス部を対象として,微視的空隙の分布を検討し,マトリクス拡散に与える影響を考察した.その結果,マトリクス部では,初生的な変質により斜長石内部に選択的に微視的空隙が形成されていること,そしてこの空隙はマトリクス拡散経路として機能し,物質移行の遅延効果を増長するものと考えられる.このことは我が国の花崗岩体(結晶質岩)のバリア機能を補強する特徴として重要である.
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2016年10月26日 掲載〕
 +  * <fs large>「第32回バックエンド夏期セミナー」参加報告</fs>\\ http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160913.pdf \\ 古川静枝
 +  * <fs large>日本原子力学会2016 秋の大会バックエンド部会企画セッション\\
 +    「ガラス固化体の実力は?-地層処分におけるガラス固化体性能評価の現状-」参加報告</fs>\\
 +     http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160926.pdf  \\
 +     亀井玄人
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 +
 +〔2016年9月1日 掲載〕
 +  * <fs large>「ICONE24(International Conference on Nuclear Engineering 24)」参加記</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160810.pdf]]\\ 秋山栄徳
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 +\\
 +===== 研究紹介 =====
 +〔2016年10月26日 掲載〕
 +  * <fs large>次世代再処理ガラス固化技術基盤研究事業の全体概要について</fs>\\ 
 +    http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160927.pdf \\
 +    三浦吉幸,牧隆,福井寿樹,三浦信之,塚田毅志
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Permalink journal/volxx.txt · 最終更新: 2024/05/13 15:28 by ss12955jp

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