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journal:volxx [2016/03/16 13:54]
ss12955jp
journal:volxx [2017/03/04 15:10]
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 ====== 先行公開版(巻、号は未確定) ====== ====== 先行公開版(巻、号は未確定) ======
-  - このセクションでは、今後発行される部会誌に収録予定の研究論文、技術報告などを先行公開しています。\\ (巻、号は未確定) +このセクションでは、今後発行される部会誌に収録予定の研究論文、技術報告などを先行公開しています。\\ (巻、号は未確定) 
-  - 掲載記事の著作権は日本原子力学会に帰属します。 + 
-  転載する際は、{{:journal:JNUCE転載許可申請書様式.doc|バックエンド部会誌・転載許可申請書}}を提出してください。+/* 転載許諾に関するおことわり */ 
 +{{section>:journal:copyright#coptlight&noheader&nofooter&doindent&noeditbutton}}
  
  
 ===== 研究論文 ===== ===== 研究論文 =====
-2016222日 掲載〕 +201734日 掲載〕 
-  * <fs large>Sorption behavior of thorium onto montmorillonite and illite</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160121.pdf]]\\ Yoshihisa IIDA,  Logan BARR, Tetsuji YAMAGUCHI, Ko HEMMI+  * <fs large>3次元輸送計算コードMCNPを用いた森林除染による空間線量率の低減効果の検討</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170204.pdf]]\\ 邉見光,山口徹治,武田聖司,木村英雄
  
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-> 高レベル放射性廃棄物処分安全評価おいて,Th-229は重要核種の一つである.モンモリロナイトよびイライト対象としたThのバッチ収着試験,pHおよび炭酸濃度パラメータとして実施した.モンモリナイト対す分配係数はイライトに比べ高した.分配係は炭酸濃度上昇に伴い減少しpH 10付近極小値を示した. +>  福島第一原子力発電所の事故起源の放射性セシウムにより汚染された森林除染関して,居住区域にける空間線量率が効果的に低減する線源の条件や除染の範囲解析し,検討した.線源134Cs および137Cs 含む堆積有機物層(A0層)と表層土(A1 層)としモンテカル3次元輸送計算コードMCNP を用て空間線量率算出した.森林斜面の,汚染分布状態森林土壌中の放射性セシウムの量,森林土壌の傾斜角,除染範囲,林縁から評価点までの距離評価点の高さパラメータとした.その結果,汚染の布状態が均一場合,林縁から20 m までA0 層除染が,空間線量率低減に効果的であることがわかった.一方,林縁から20 m 以遠の汚染が20 m 以内よりも高いような,汚染の分布状態が不均一の場合,A1 層に比べA0 層に含まる放射性セシウムの量が多い条件においてのみ,林縁から40 m までのA0 層の除染により,空間線量率が顕著に低減した.
-> Th収着挙動を静電項考慮しない表面錯体モデル(NEM)により解析した.モデル計算は実験結果をよく説明し,分配係数減少は、Th水酸化炭酸錯体形成による溶存種安定化によるものであることが示唆された.+
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-===== 技術報告 ===== + 
-〔2016年316日 掲載〕 +/* =========================================================================== 
-  * <fs large>幌延URLにおける低アルカリ性セメント系材料適用性確認</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160223.pdf]]\\ 中山雅、丹生屋純夫、南出賢司+〔2016年822日 掲載〕 
 +  * <fs large>深部結晶質岩マトリクス部における微小移行経路と元素拡散現象特徴</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160709.pdf]]\\ 石橋正祐紀,笹尾英嗣,濱克宏
  
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-> 高レベル放射性廃棄物の地層処分施設において,坑道の空洞安定性確保や周辺岩盤のゆみ領域の抑制,掘削伴う湧水量の抑制のためセメン系材料いた吹付けコンクリーやグラウトが検討されている.これら材料影響坑道周辺地下水のpH が高アルカ化することより,緩衝材を構成するベントナイトや周辺岩盤を変質させ,人工バリアおよび天然バリアとしての性能に影響与えることが懸念されているこのような影響を低減するために国立研究開発法人日本原子力研究開発機構は,普通ポルトランドセメントにポゾラン材料を混合した低アルカリ性セメント(以下,HFSC)開発し,化学的特性,機械的特性,施工性どにつて検討実施してきた.本報告では,HFSC を吹付けコンクリートとして,幌延深地層研究センター地下施設深度350m 調査坑道の施工に適用し,施工性ついて確認した.その結果,HFSC が現地のプランを用いて製造可能あること地下施設の設計基準強度を上回る強度発現が可能であること,おび地下施設の通常の施工使用されているセメン系材料同等施工性することが確認され,HFSC 地下坑道へ適用性が確認された+> 花崗岩などの結晶質岩では,割れ目周辺のマトリクス部への物質の拡散(マトリクス拡散)が,物質の希釈や遅延に効果があることが知られている.そのため,高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全評価において,マトリクス拡散現象は重要であ.これまでに,岩石のマリクス部が熱水等による変質被っていた場合,マリクス部の空隙率が高くなり,マリクス拡散による遅延効果高くなることが指摘されているのの,変質の少ないマトリクス中での“マトクス拡散”着目した研究は少ない.我が国に分布する花崗岩体多くは,肉眼観察では変質を認めることができないマトリクス部でも,花崗岩マグマが冷却し固結した際に生じる熱水による初生的な変質を被っている場合があり,この影響を検討することは重要であると考えられる.そこで瑞浪超深地層研究所の地下300m および500m 採取した肉眼観察で変質認めることのできない花崗岩のマトリクス部対象として,微視的空隙分布を検討し,マトリクス拡散与える影響を考察した.その結果,リクス部初生的な変質にり斜長石内部選択的に微視的空隙が形成されていること,そしてこの空隙はマリクス拡散経路して機能し,物質移行遅延効果増長するものと考えられる.このことは我花崗岩体(結晶質岩)バリア機能を補強する特徴として重要である
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2016年10月26日 掲載〕
 +  * <fs large>「第32回バックエンド夏期セミナー」参加報告</fs>\\ http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160913.pdf \\ 古川静枝
 +  * <fs large>日本原子力学会2016 秋の大会バックエンド部会企画セッション\\
 +    「ガラス固化体の実力は?-地層処分におけるガラス固化体性能評価の現状-」参加報告</fs>\\
 +     http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160926.pdf  \\
 +     亀井玄人
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 +〔2016年9月1日 掲載〕
 +  * <fs large>「ICONE24(International Conference on Nuclear Engineering 24)」参加記</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160810.pdf]]\\ 秋山栄徳
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 +===== 研究紹介 =====
 +〔2016年10月26日 掲載〕
 +  * <fs large>次世代再処理ガラス固化技術基盤研究事業の全体概要について</fs>\\ 
 +    http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160927.pdf \\
 +    三浦吉幸,牧隆,福井寿樹,三浦信之,塚田毅志
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Permalink journal/volxx.txt · 最終更新: 2024/05/13 15:28 by ss12955jp

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