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journal:volxx [2016/03/16 13:53]
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journal:volxx [2019/10/11 15:49]
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 ====== 先行公開版(巻、号は未確定) ====== ====== 先行公開版(巻、号は未確定) ======
-  - このセクションでは、今後発行される部会誌に収録予定の研究論文、技術報告などを先行公開しています。\\ (巻、号は未確定) +このセクションでは、今後発行される部会誌に収録予定の研究論文、技術報告などを先行公開しています。\\ (巻、号は未確定)
-  - 掲載記事の著作権は日本原子力学会に帰属します。 +
-  - 転載する際は、{{:journal:JNUCE転載許可申請書様式.doc|バックエンド部会誌・転載許可申請書}}を提出してください。+
  
 +/* 転載許諾に関するおことわり */
 +{{section>:journal:copyright#coptlight&noheader&nofooter&doindent&noeditbutton}}
  
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2019年10月11日 掲載〕
 +  * <fs large>国際会議『Goldschmidt2019』参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-191008.pdf \\ 渡邊保貴、横山信吾、新橋美里 
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 +/* 古いモノ ----------------------------------- */
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 +〔2019年05月28日 掲載〕
 +  * <fs large>WM SYMPOSIA 2019(WM2019)参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-190527.pdf  \\ 山田淳夫 
 +*/
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 +/* 
 +〔2018年5月14日 掲載〕
 +  * <fs large>MRS2017 - Scientific Basis for Nuclear Waste Management Symposium 2017\\ (放射性廃棄物管理の科学的基礎に関するシンポジウム2017)参加報告</fs>\\ https://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Junce-In-Press-180402.pdf \\ 中林亮
 +*/
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 +/* ===========================================================================
 +===== 総説 =====
 +〔2017年4月13日 掲載〕
 +  * <fs large>汚染水処理二次廃棄物保管容器の健全性に関する調査</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170215.pdf]]\\ 飯田芳久,中土井康真,山口徹治
 +
 +<WRAP indent>
 +> 東京電力株式会社福島第一原子力発電所において発生する汚染水処理二次廃棄物の長期的な保管のための技術的知見を蓄積することを目的として,東京電力株式会社から発表されている情報を汚染水処理二次廃棄物管理の観点でとりまとめた.そして,長期保管に際する保管容器の健全性に対する留意事項として,塩化物イオン共存および放射線下でのステンレス鋼製容器の腐食,酸性条件および活性炭共存下でのステンレス鋼製容器の腐食,およびスラリーを収納した高性能容器(HIC)の放射線劣化を抽出した.
 +</WRAP>
 +
 +\\
 ===== 研究論文 ===== ===== 研究論文 =====
-2016222日 掲載〕 +2017413日 掲載〕 
-  * <fs large>Sorption behavior of thorium onto montmorillonite and illite</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160121.pdf]]\\ Yoshihisa IIDA,  Logan BARR, Tetsuji YAMAGUCHI, Ko HEMMI+  * <fs large>TRU廃棄物地層処分施設の化学的変遷を考慮した長期力学挙動解析コードの開発</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170216.pdf]]\\ 三原守弘,平野史生,高山裕介,京川裕之,大野進太郎
  
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-> 高レベル放射性廃棄物処分の安全評価において,Th-229重要核種一つである.モモリロナイトおよびイライトを対象としたThバッチ収着試験を,pHおよび炭酸濃度をパラメータして実施した.モンモロナイトに対する分配係数はイライトに比べ高い値た.配係数は炭酸濃度上昇に伴い減少しpH 10付近極小値示した. +TRU廃棄物地層処分施設長期力学挙動を評価するための解析コード MACBECE を開発した.解析コードには,セメント系材料からカルシウムの溶出やベナイト系材料のカルシウム型化およびスメクタイトの溶解などの化学的変遷に伴う力学特性変化および処分施設周辺岩盤との力学的な相互作用を考慮した.開発した解析コードを用いてクープ変形が生じやいと考えられ軟岩サイトを想定,TRU廃棄物地層処施設建設段階から処分施設閉鎖後10万年まの力学挙動解析行った.緩衝材力学挙動モデルて,ECモデルを用いることで応力が降伏曲面の特異点付近に陥ることを解消し,数値解析上,安定な解を得ることができた.さらに,周辺岩盤と処分施設力学的相互作用を同時解析すことにより,周辺岩盤と処分施設力学挙動を別々に解析した第2次TRUレポートの結果と比較して処分坑道の内径変位量が半分程度となることが示された.
-> Th収着挙動を,静電項を考慮しない表面錯体モデル(NEM)により解析た.モデル計算は実験結果よく説明し,分配係数の減少は、Thの水酸化炭酸錯体形成溶存種の安定化によるもであることが示された+
 </WRAP> </WRAP>
  
-===== 技術報告 ===== + 
-2016316日 掲載〕 + 
-  * <fs large>幌延URLおけ低アルカリ性セメント系材料適用性確認</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160223.pdf]]\\ 中山雅、丹生屋純夫、南出賢司+201743日 掲載〕 
 +  * <fs large>地層処分人工バリアの設定値関す考察 (1)ガラス固化体溶解寿命</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170303.pdf]]\\ 大江俊昭,若杉圭一郎
  
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-> 高レベル放射性廃棄物の地層処分施設において,坑道の空洞安定性確保や周辺岩盤のゆみ領域抑制,掘削に伴う湧水量抑制のたセメント系材料いた吹付けコンクリートやグウトが検討されている.これらの材料影響坑道周辺地下水のpH が高アルカリ化するとにより,緩衝材構成するベントナイトや周辺の岩盤を変質さ,人工バリアおよび天然バリアとしての性能影響与えることが懸念されているような影響低減するために,国立研究開発法人日本原子力研究開発機構では,普通ポルトンドセメントにポゾラン材料混合した低アカリ性セメント(以下HFSC)を開発し化学的特性機械的特性施工性などにいて検討を実施てきた.本報告では,HFSC 吹付けコンクリートとして,幌延深地層研究センター地下施設深度350m 調査坑道施工に適用し,施工性について確認した.の結果,HFSC 現地プラント用いて製造可能である地下施設設計基準強度上回強度発現可能であること,および地下施設の通常の施工に使用されているセメント系材料と同等の施工性を有することが確認され,HFSC の地下坑道への適用性が確認された.+> 地層処分におガラス固化体溶解寿命を再評価した.我が国で地層処分技術的可能性を論じ報告では時間と共に処分温度が低下することや表面積が減少することなど無視してめ,ガス固化体の溶解寿命は約7 万年と過小評価されている.しかし,これらの変化は物理的に確実に起こるものであるで,れら無視再評価試みた表面積変化考慮するために亀裂を有するガス固化体3つのモデル,すなわち単一平板単一粒径の小球群べき乗粒径分布を持小球群,で表現した.すべてのモデルの全体積円柱状のガラス固化体と同じで製造時の割れ考慮して全表面積は円柱状それ10倍とした.寿命評価の結果,初期量の50%溶解するまで時間は,3つのモデルとも7万年超え,溶解寿命は17~70万年となった.れから従来評価ではガラス固化体が核種保持す能力過小評価されていることが判った.
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 +〔2017年3月4日 掲載〕
 +  * <fs large>3次元輸送計算コードMCNPを用いた森林除染による空間線量率の低減効果の検討</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170204.pdf]]\\ 邉見光,山口徹治,武田聖司,木村英雄
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 +> 福島第一原子力発電所の事故起源の放射性セシウムにより汚染された森林の除染に関して,居住区域における空間線量率が効果的に低減する線源の条件や除染の範囲を解析し,検討した.線源を134Cs および137Cs を含む堆積有機物層(A0層)と表層土(A1 層)とし,モンテカルロ法による3次元輸送計算コードMCNP を用いて空間線量率を算出した.森林斜面の数,汚染の分布状態,森林土壌中の放射性セシウムの量,森林土壌の傾斜角,除染範囲,林縁から評価点までの距離,評価点の高さをパラメータとした.その結果,汚染の分布状態が均一の場合,林縁から20 m までのA0 層の除染が,空間線量率の低減に効果的であることがわかった.一方,林縁から20 m 以遠の汚染が20 m 以内よりも高いような,汚染の分布状態が不均一の場合,A1 層に比べA0 層に含まれる放射性セシウムの量が多い条件においてのみ,林縁から40 m までのA0 層の除染により,空間線量率が顕著に低減した.
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 +〔2016年8月22日 掲載〕
 +  * <fs large>深部結晶質岩マトリクス部における微小移行経路と元素拡散現象の特徴</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160709.pdf]]\\ 石橋正祐紀,笹尾英嗣,濱克宏
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 +> 花崗岩などの結晶質岩では,割れ目周辺のマトリクス部への物質の拡散(マトリクス拡散)が,物質の希釈や遅延に効果があることが知られている.そのため,高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全評価において,マトリクス拡散現象は重要である.これまでに,岩石のマトリクス部が熱水等による変質を被っていた場合,マトリクス部の空隙率が高くなり,マトリクス拡散による遅延効果が高くなることが指摘されているものの,変質の少ないマトリクス中での“マトリクス拡散”に着目した研究は少ない.我が国に分布する花崗岩体の多くは,肉眼観察では変質を認めることができないマトリクス部でも,花崗岩マグマが冷却し固結した際に生じる熱水による初生的な変質を被っている場合があり,この影響を検討することは重要であると考えられる.そこで,瑞浪超深地層研究所の地下300m および500m で採取した肉眼観察で変質を認めることのできない花崗岩のマトリクス部を対象として,微視的空隙の分布を検討し,マトリクス拡散に与える影響を考察した.その結果,マトリクス部では,初生的な変質により斜長石内部に選択的に微視的空隙が形成されていること,そしてこの空隙はマトリクス拡散経路として機能し,物質移行の遅延効果を増長するものと考えられる.このことは我が国の花崗岩体(結晶質岩)のバリア機能を補強する特徴として重要である.
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 +===== 会議参加記 =====
 +〔2016年10月26日 掲載〕
 +  * <fs large>「第32回バックエンド夏期セミナー」参加報告</fs>\\ http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160913.pdf \\ 古川静枝
 +  * <fs large>日本原子力学会2016 秋の大会バックエンド部会企画セッション\\
 +    「ガラス固化体の実力は?-地層処分におけるガラス固化体性能評価の現状-」参加報告</fs>\\
 +     http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160926.pdf  \\
 +     亀井玄人
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 +〔2016年9月1日 掲載〕
 +  * <fs large>「ICONE24(International Conference on Nuclear Engineering 24)」参加記</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160810.pdf]]\\ 秋山栄徳
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 +===== 研究紹介 =====
 +〔2016年10月26日 掲載〕
 +  * <fs large>次世代再処理ガラス固化技術基盤研究事業の全体概要について</fs>\\ 
 +    http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160927.pdf \\
 +    三浦吉幸,牧隆,福井寿樹,三浦信之,塚田毅志
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Permalink journal/volxx.txt · 最終更新: 2024/05/13 15:28 by ss12955jp

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