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journal:volxx [2016/03/16 13:53]
ss12955jp
journal:volxx [2016/10/26 11:27]
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 ====== 先行公開版(巻、号は未確定) ====== ====== 先行公開版(巻、号は未確定) ======
-  - このセクションでは、今後発行される部会誌に収録予定の研究論文、技術報告などを先行公開しています。\\ (巻、号は未確定) +このセクションでは、今後発行される部会誌に収録予定の研究論文、技術報告などを先行公開しています。\\ (巻、号は未確定) 
-  - 掲載記事の著作権は日本原子力学会に帰属します。 + 
-  転載する際は、{{:journal:JNUCE転載許可申請書様式.doc|バックエンド部会誌・転載許可申請書}}を提出してください。+/* 転載許諾に関するおことわり */ 
 +{{section>:journal:copyright#coptlight&noheader&nofooter&doindent&noeditbutton}}
  
  
 ===== 研究論文 ===== ===== 研究論文 =====
-〔2016年2月22日 掲載〕 +〔2016年8月22日 掲載〕 
-  * <fs large>Sorption behavior of thorium onto montmorillonite and illite</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160121.pdf]]\\ Yoshihisa IIDA,  Logan BARR, Tetsuji YAMAGUCHI, Ko HEMMI+  * <fs large>深部結晶質岩マトリクス部における微小移行経路と元素拡散現象の特徴</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160709.pdf]]\\ 石橋正祐紀,笹尾英嗣,濱克宏
  
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-> 高レベル放射性廃棄物処分の安全評価において,Th-229は重要核種の一つである.モンモリロナイびイライト対象としThバッチ収着試験をpHおび炭酸濃度をパラメータ実施した.モンモリロナイトする分配係数イライトに比べ高示した.分配係数炭酸濃度上昇に伴い減少,pH 10付近極小値た. +> 花崗岩などの結晶質岩では,割れ目周辺のマトリクス部への物質の拡散(マトリクス拡散)が,物質の希釈や遅延に効果があることが知られている.そのため,高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全評価において,マトリクス拡散現象は重要である.これまでに,岩石のマリクス部が熱水等にる変質被ってい場合,マトリクス部空隙率が高くなりマトリクス拡散にる遅延効果が高くなるこが指摘されいるものの,変質の少ないマトリクス中での“マトリクス拡散”に着目した研究は少ない我が国分布する花崗岩体の多く,肉眼観察では変質を認めることができないマリクス部でも,花崗岩マグマが冷却し固結した際生じる熱水による初生的な変質を被ってる場合があり,この影響検討すること重要であると考えられる.そこで,瑞浪超深地層研究所地下300m および500m で採取た肉眼観察変質認めることのできない花崗岩のマトリクス部を対象とて,微視的空隙分布検討しマトリクス拡散に与える影響を考した.その結果,マトリクス部で,初生的な変質により斜長石内部に選択的に微視的空隙が形成されていこと,そしてこ空隙はマトリクス拡散経路として機能し,物質移行の遅延効果を増長するものと考えられ.このことは我国の花崗岩体(結晶質岩)のバリア機能を補強する特徴として重要である
-> Th収着挙動を,静電項を考慮しない表面錯体モデル(NEM)により解析した.モデル計算は実験結果をよく説明し分配係数の減少、Thの水酸化炭酸錯体形成による溶存種安定化によるものであることが示唆された+
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-===== 技術報告 ===== +\\ 
-〔2016年316日 掲載〕 +===== 会議参加記 ===== 
-  * <fs large>幌延URLにおける低アルカリセメント系材料適用性確認</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160223.pdf]]\\ 雅、丹生屋純夫、南出賢司+〔2016年1026日 掲載〕 
 +  * <fs large>「第32回バックエンド夏期セミナー」参加報告</fs>\\ http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160913.pdf \\ 古川静枝 
 +  * <fs large>日本原子力学会2016 秋の大会バックエンド部会企画セッション\\ 
 +    「ガラス固化体の実力は?-地層処分におけるガラス固化体能評価現状-」参加報告</fs>\\ 
 +     http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160926.pdf  \\ 
 +     亀井玄人 
 + 
 + 
 +〔2016年9月1日 掲載〕 
 +  * <fs large>「ICONE24(International Conference on Nuclear Engineering 24)」参加記</fs>\\ [[http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160810.pdf]]\\ 栄徳 
 + 
 +\\ 
 +===== 研究紹介 ===== 
 +〔2016年10月26日 掲載〕 
 +  * <fs large>次世代再処理ガラス固化技術基盤研究事業の全体概要について</fs>\\  
 +    http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-160927.pdf \\ 
 +    三浦吉幸,牧隆,福井寿樹,三浦信之,塚田毅志 
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-> 高レベル放射性廃棄物の地層処分施設において,坑道の空洞安定性確保や周辺岩盤のゆるみ領域の抑制,掘削に伴う湧水量の抑制のため,セメント系材料を用いた吹付けコンクリートやグラウトが検討されている.これらの材料の影響で坑道周辺の地下水のpH が高アルカリ化することにより,緩衝材を構成するベントナイトや周辺の岩盤を変質させ,人工バリアおよび天然バリアとしての性能に影響を与えることが懸念されている.このような影響を低減するために,国立研究開発法人日本原子力研究開発機構では,普通ポルトランドセメントにポゾラン材料を混合した低アルカリ性セメント(以下,HFSC)を開発し,化学的特性,機械的特性,施工性などについて検討を実施してきた.本報告では,HFSC を吹付けコンクリートとして,幌延深地層研究センター地下施設の深度350m 調査坑道の施工に適用し,施工性について確認した.その結果,HFSC が現地のプラントを用いて製造可能であること,地下施設の設計基準強度を上回る強度発現が可能であること,および地下施設の通常の施工に使用されているセメント系材料と同等の施工性を有することが確認され,HFSC の地下坑道への適用性が確認された. 
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Permalink journal/volxx.txt · 最終更新: 2024/05/13 15:28 by ss12955jp

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