2025年春の年会 バックエンド部会セッション

日本原子力学会「2025年春の年会」において、バックエンド部会企画セッション「原子力発電所から発生する金属廃棄物の再利用」を以下の通り開催いたします。ご参加お待ちしています。

  • 日時:2025年3月13日(木) 13:00~14:30
  • 場所:H会場 (Zoomルーム8)

原子力施設の廃止措置円滑化や資源の有効活用の観点から、放射能濃度が極めて低い金属廃棄物を再利用していくことが重要である。これまで事業者が限定的に再利用を進めてきたが、社会の理解を得て建材等の工業製品へ利用規模を拡大し、資源リサイクルの仕組みに定着させていくことが重要である。本企画セッションでは、金属廃棄物の再利用に関する事業者の取組みや、溶融処理を取り入れることで効率的に再利用しようとする福井県の取組みを紹介した後、これらの技術的及び政策的課題等について資源エネルギー庁や学識経験者を交えて意見交換を行い、参加者の理解促進の一助とする。

座長:森下 喜嗣 (TAS)

  1. クリアランス金属の再利用に係る取組みについて
    上山 裕 (電事連)
  2. 嶺南Eコースト計画における原子力リサイクルビジネスについて
    前田 耕作 (福井県)
  3. 福島第一原子力発電所における金属がれき等の減容及び再利用について
    高木 昌和 (東電HD)
  4. パネルディスカッション
    講演者全員、松田 貴光(福井県)、奈良 篤人(経産省)、井口 哲夫(名大)