バックエンド部会[環境放射能除染学会共催]
日本原子力学会「2021年春の年会」において、バックエンド部会セッション「除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた技術開発と研究の方向性」を以下のとおり開催いたします。皆様の参加をお待ちしています。
東京電力福島第一原子力発電所事故後の福島県内における除染等の措置に伴い生じた除去土壌等については、中間貯蔵施設の整備・運営が進展している。今後、福島県外での最終処分の実現に向けて、除去土壌等の減容化・安定化・再生利用に係る技術開発が必要である。
本セッションでは、環境放射能除染学会における除去土壌等の処理・処分に関する技術的検討成果を共有し、減容化・安定化処理のオプション選択によって変わるマスバランスの検討や、社会的合意形成のための課題などの論点を提示する。パネルディスカッションでは、バックエンド部会の専門家とともに、技術開発と研究の方向性について議論する。
座長:(電中研)杉山大輔 (1) 除去土壌等の中間貯蔵施設運営と処理技術開発の状況 (国環研)遠藤和人 (2) 減容化処理・最終処分シナリオの多面的評価 (産総研)保高徹生、(国環研)大迫政浩 (3) パネルディスカッション「最終処分の実現に向けた技術的検討の方向性」 ファシリテータ:(国環研)大迫政浩 パネリスト:(国環研)遠藤和人、(産総研)保高徹生、(国環研)山田一夫、 (JAEA)宮本泰明、(電中研)杉山大輔