2014年秋の大会 バックエンド部会セッション

日本原子力学会「2014年秋の大会」において、総合講演・報告Ⅰとして「福島第一原子力発電所事故により発生する放射性廃棄物の処理・処分」特別専門委員会報告「廃棄物情報の整理と課題解決に向けた考慮事項」を以下のとおり開催いたします。皆様の参加をお待ちしています。

  • 日時:2014年9月9日(火) 13:00~14:00
  • 場所:原子力学会G会場(京都大学 吉田キャンパス 物理系校舎315)

本セッションは、「福島第一原子力発電所事故により発生する放射性廃棄物の処理・処分」特別専門委員会との共催で開催します。

日本原子力学会では、東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置に向けた作業の進展に寄与することを目的として、処理・処分に関する研究開発課題について専門的立場から検討を行うとともに適切な助言を行うための「福島第一原子力発電所事故により発生する放射性廃棄物の処理・処分」特別専門委員会を平成24年度に設立しました。平成24年度においては、福島第一原子力発電所事故により発生する放射性廃棄物を、安全に処理・処分するための技術的見通しを得るための研究開発の考え方をとりまとめ、推進上の課題及び問題点について整理しました。平成25年度においても本特別専門委員会の活動を継続し、福島事故廃棄物の処理・処分の研究開発を円滑かつ効率的に進めるための調査・検討を実施しました。

本セッションにおいては、本特別専門委員会での検討成果を報告し、今後の研究開発の進め方について議論を行います。

プログラム:

座長 (原子力安全研究協会)杤山 修

(1) 全体概要 (東北大学)新堀 雄一
(2) 福島第一原子力発電所事故廃棄物の特徴 (原子力機構)高橋 邦明
(3) 処理・処分に係る研究開発の課題 (電力中央研究所,アサノ大成基礎エンジニアリング)河西 基
(3) 処理・処分に係る研究開発計画の考え方 (原環センター)大和田 仁