日本原子力学会「2012年秋の大会」において,バックエンド部会セッション「地層処分事業の着実な実施に向けて」が,以下の通り開催されます。皆様の参加をお待ちしています。
原子力発電環境整備機構(NUMO)は,2011年9月に『地層処分事業の安全確保(2010年度版)』を公表し,更に,東日本大震災を踏まえた追加的な検討を行いました。一方,東日本大震災や東京電力福島第一発電所の事故を契機として,原子力事業を取り巻く社会情勢は非常に厳しいものがあり,地層処分事業の実現のためにより一層の努力が求められる状況にあります。そこで本セッションでは,まずNUMOから,地層処分技術の現状と大震災を踏まえた今後の取り組みについて報告します。また学識経験者から,事業者を始めとした関係者が今後進むべき方向性について提言をいただきます。最後にこれらの発表を踏まえて,地層処分の実現に向けて取り組むべき課題について,フロアーの方々を交えて議論を行います。
座長(東北大学)新堀 雄一